クラウドのメリット・デメリット

クラウドは2つの種類に分類できる。

パブリッククラウド
→ 不特定多数が利用可能

プライベートクラウド
→ ミッションクリティカルな特定の事業が利用可能(銀行、病院、電気、電話)



クラウドでのメリット

・プロビジョニング
 1.リソースの動的な割当が可能
   → 初期見積もりの負荷低減、ピーク時と通常稼働時で使用
リソース割合が異なる場合に有効活用できる。

・バックアップ
 1.高稼働率を実現し、バックアップが必要性なくなる(厳密には必要)

・フェイルオーバー
 1.高稼働率でほぼ必要がなくなってくる。

レプリケーション
 1.高稼働率でほぼ必要がなくなってくる。(用途によっては必要)

・物理的なサーバー管理コストの低減(セキュリティ設備も含む)
・サーバー管理者の負荷低減(不要説)
・新リース会計基準で複雑化する会計処理が不要
・ストレージを共有することで横断的なデータマイニングが行いやすい。
・仮想化
 →OS等のバージョン互換の影響が緩和される。


クラウドでのデメリット
・システム単位での最適化が難しい。
   → リソース以外の最適化を特定システムのために施すのは難しい。

・失業者が増える
  1.ネットワーク以外のインフラ担当者の行き先がなくなる。(人件費の削減にはなる)


クラウドでの課題
クラウドを構成する端末のOS等ミドルウェアのバージョンアップ作業と互換性調査
・ウイルスソフトの稼働・運用方法
・ダイレクトメール等、印刷物との連携方法(外部委託だと発生する問題)