スペックとリソース
ビジネスでの金脈はリソースを握るということ。
リソースを握ることによりビジネスをコントロールすることができます。
例えば石油を供給する立場だと供給量を操作し、石油の市場価格を操作します。
政治での金脈はスペックを操作する権利を持つということ。
スペックを操作することにより社会をコントロールすることができます。
例えば石油の最高・最低価格を規定し、石油の市場価格を操作します。
社会の中にビジネスが包含されており、優劣をつけるとするとスペックのほうが優位になります。
その中でリソース側が勝つためには別の社会を作りスペックを操作する権利を持つしかないのです。
特筆すべきはスペックを操作する権利をもつこととリソースを掌握することに必須の能力は何もないということ、無知なもの、たまたま運が良かっただけのものがそれらを手にすることもあるのです。
リソースは創造することが可能であり、それらには創造力が必要ですが、創造したリソースを掌握することは誰でもできるのです。
スペックを考案するには矛盾がないようにする必要があり、それらには論理力が求められますが、それらを決定・施行することは誰でもできるのです。
スペックとリソースの代名詞 : 政治と金