基数のお勉強
基数とは桁上がりの基準となる数である。
基数(radix)
・2進数
0と1の2つの数で数字を表現する。
・8進数
0〜7の8つの数で数字を表現する。
・10進数
0〜9の9つの数で数字を表現する。
・16進数
0〜9、A〜Fの16つの数、文字で数値を表現する。
・n進数の表現
n-1の数もしくは文字で数値を表現する。
・2進数と10進数の基数変換
2⇒10(2進数から10進数への変換)
小数点を境とし左側を0からスタートし左に桁ずれする毎に1インクリメント、右に行くにつれて1デクリメントした数をnとし
対象桁の数掛ける2のn乗を求め、合算する。
例:(110.11)2=1×2^2+1×2^1+0×2^0+1×2^-1+1×2^-2=(6.75)10
※括弧の右の数字はn進数を表す。
10⇒2(10進数から2進数への変換)
小数点を境として左側(整数)を2で割っていき商と余りを求める。商が0になるまで行う。
桁を0とし割るたびに左に1インクリメント、対象桁の余りが該当数となる。
小数点を境として右側(少数)を2で掛けていき整数と小数を求める。小数が0になるまで行う。
桁を-1とし掛けるたびに右に1デクリメント、対象桁の整数(0or1)が該当数となる。
例:(6.75)10={(1÷2)=0・・・1 、(3÷2)=1・・・1、(6÷2)=3・・・0}.{0.75×2=1.50、0.50×2=1.0}
=(110.11)2
※括弧の右の数字はn進数を表す。