ランチェスターの法則を考える。

ランチェスターの法則はある種の戦略的法則だ。


第一法則が一騎打ちの法則で第二法則が集中効果の法則だ。


第一法則では1対1の戦い、つまり自力勝負だ。
第二法則では1対多の戦い、一人で複数人を相手にする。


第一法則では実力勝負
第二法則では複数を相手にするために優位な道具を備えている場合に選択肢となる。


ここから企業について。


大企業は総合力で勝るため。中小企業が生き残るためには一点突破しかない。
そのためには特定の分野で突出した能力・技術力を保有する必要がある。


この特定の分野で突出した能力・技術力を伸ばす、そのためにお金をかける必要があるものは不向きである。それは企業の財力に依存し大企業ほど優位となるためだ。


お金がかからず(少ない費用で)、能力・技術力を伸ばす、そんな分野はなにかというと、一部のソフトウェア分野になる。


それがOSSの世界だと思う。


大企業も中小企業も平等にお金をかけずに能力・技術力で勝負ができる。


中小企業の一点突破はOSSの世界を利用したビジネスが良いと思う。